旬だより

山鹿市立博物館企画展「肥後琵琶 最後の琵琶法師 山鹿良之の世界」開催中。

お知らせ
2023.12.03

山鹿市立博物館では、肥後琵琶が昭和48年に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」に選択され、令和5年で50年の節目を迎えることから、その歴史と魅力を紹介するための企画展が山鹿市にある山鹿市立博物館 2階企画展示室にて2023年10月22日(日)から2024年2月25日(日)まで開催されています。

 

皆様は、「肥後琵琶」の由来をご存知でしょうか?

琵琶は中央アジアから伝来した楽器で、わが国で発展を遂げました。

古く肥後地方には盲僧が多く、かまど払いや新築祝いなどに琵琶を弾きながら仏教の経文を唱えることが行なわれており、独自の琵琶文化が生み出されました。

今回の企画展ではかつて各地で活躍し、名人として知られた演奏者の山鹿良之(やましか-よしゆき、明治34年-平成8年/1901-1996)の資料を中心に展示しており、あわせて後継者による最近の演奏活動についても紹介。

2023年12月15日(金)は、肥後琵琶奏者 岩下 小太郎 氏の演奏会、2024年1月21日(日)には、「肥後琵琶の発掘と顕彰に貢献した山鹿の人たち-木村祐章と原口長之を中心に-」と題し、木村 理郎 氏の講演会が開催されます。

各定員30名となっており、先着順となっていますのでこの機会に、受け継がれている伝統「肥後琵琶」に触れてみませんか?

 

 

【関連行事】

・演奏会(山鹿市生涯学習講座と合同開催)

奏者/岩下小太郎氏(肥後琵琶奏者、南関町地域おこし協力隊)

日時/令和5年12月15日(金曜日)10時~

会場/山鹿市民交流センター(山鹿市山鹿987-3)中会議室

定員/30名

 

・講演会

演題/「肥後琵琶の発掘と顕彰に貢献した山鹿の人たち-木村祐章と原口長之を中心に-」

講師/木村 理郎氏(山鹿文化協会顧問)

日時/令和6年1月21日(日曜日)午後1時30分~

会場/山鹿市立博物館(山鹿市鍋田2085)研修室

定員/30名

※演奏会、講演会とも参加無料ですが、山鹿市立博物館まで電話にて事前にお申し込みください。

 

【山鹿市立博物館】

開館/9時から17時

休館/月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12/28~1/3)

入館料/一般・大学生270円(210円)、高校生以下70円(50円)、幼児及び山鹿市内の小学生及び中学生は無料

※金額は一人、( )は15名以上の団体

 

【お問い合わせ】

山鹿市立博物館

TEL:0968-43-1143

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