現在、蓮華院誕生寺奥之院の門前にある「一心会館　たんぽぽ堂」にて、 『風の丘　阿蘇　大野勝彦美術館』作品展が開かれています。

 

大野勝彦さんは 1989年（平成元年）45歳の時に、仕事中、両腕を切断する事故に遭い、 失意のどん底に突き落とされながらも、入院3日目から筆を患部にくくりつけて詩を書きはじめ、その後も独学で創作活動を行い、その生きる姿勢と詩画は、沢山の人々の共鳴を得ています。それらの詩画集等では数々の受賞歴を持ち、その他著書も多く、全国で公演活動も精力的に行っています。
さらに平成15年には、南阿蘇村に自身の夢だった美術館「風の丘　阿蘇　大野勝彦美術館」を開館し、館長もされています。

 

大野さんは、玉名にも深い関わりがあります。
玉名市「いだてん」地域振興協議会飲食・物販部会で作成された金栗四三さんと玉名市の知名度向上のため、お土産品等の販売に使用するレジ袋と紙袋に記載されている『走る　私は諦めなかった　金栗四三物語』の文字を書かれています。
その文字がプリントされている金栗Ｔシャツは、「観光ほっとプラザたまララ」でも販売中です。

 

困難な状況に出会っても、人生を諦めず新しいことに挑戦し続ける大野さんは、日本人初のオリンピック出場で不遇の結果に終わっても、くじけず日本マラソンの発展に努め続けた金栗さんと通じるものがあるのではないでしょうか。

 

只今、6月8日（土）まで「髙瀬裏川花しょうぶまつり」も開催しております＼(^o^)／
花しょうぶを観賞された後に、詩画の鑑賞も一緒にいかがでしょうか♫

【お問い合わせ・場所】
蓮華院誕生寺の奥之院「一心会館　たんぽぽ堂」
玉名市築地小岱1512-77
TEL：0968-74-5110

 

【風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館ホームページ】

http://kazenooka-museum.jp/

 

【第29回　髙瀬裏川花しょうぶまつり】

https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/397/10277.html